2017年度・野村ゼミ募集要項

By | 4月 19, 2017

2017年度の野村ゼミ募集要項を書きましたので、公式募集要項に先行して公開しておきます。覚悟を決めたり課題を書くのに時間がかかるでしょうから。

私の公式シラバスはこちら。

第1次募集スケジュール
学生委員会主催ゼミ説明会 5月10日(水)午後
応募受付期間 5月24日(水)正午~5月30日(火)12:50
選考期間 5月31日(水)~6月6日(火)
合格発表 6月12日(月)

(1) テーマ

トランスメディア環境におけるクリエイティブの条件
・多様なメディアが情報とコンテンツの玉突きをしている状態を「トランスメディア環境」と呼ぶことにします。まだ私しか使っていません。これからいっしょに世界に拡散させましょう。すでにある概念としては「間テキスト性」「間メディア性」がありますが現在の情報環境を想定していません。
・この環境において生きることはどのようなことか。そこにはどのような仕事や役割があるのか。そこでは何が創造的な仕事なのかについて作品を制作しながら自分ごととして考えましょう。

(2) キーワード
シラバスでは「到達目標」として公式文体で書いてあります。突っ込んで表現すると,こんな感じ。納得できないときは事前に質問してください。卒業式まで、これで通します。
・ノンジャンル(好奇心いのち! 好きか嫌いかはどうでもいいじゃん)
・速攻(前のめりでスタートダッシュ! スピード感を優先する)
・プロダクト(ひたすら作品づくり! 作ってみないとわからない)
・即興と対話(手ぶらで何が言えるか、何ができるか、何をわかりあえるか)
・オープンなマインドセット(すべて公開する不屈の根性)

(3) ゼミの進め方(合宿など正課授業以外を含む)
・ファーストミーティング(2年前期終了時に2限目から半日かけてお茶会)
・メディア系博物館見学会(2年夏に印刷・広告系に行きます)
・シーズン1(2年後期)自分の物語・ファボ・ラジオトーク・Facebook・ブックレビューの文庫本のてんこ盛り(シラバス通りにやります)。シラバス後半の「企画プロジェクト」は3年前期にまわします。そのかわりシラバスに掲載した教科書・参考書の中から10冊ぐらいを選んでエッセンスを学びます。いずれもビジネススキルに関するセオリーを書いたものばかりなので、アカデミックな本ではありません。けれども薄っぺらいハウトゥとはレベルがちがいます。このさい読書力をつけましょう。ビジネススキルを理解しましょう。
・2年春休み(企画会議スタートアップ。3年前期の企画が決まるまで何回か集まります)
・シーズン2(3年前期)企画プロジェクト(チーム単位)
・シーズン3(3年夏休み)ウェブ制作(サマセ2単位ではありません)
・シーズン4(3年後期)個人研究としてのゼミ論・メディア制作その他自由企画
・シーズン5(3年春休み)ラジオトークとディスカッション集中レッスン(スプセ2単位ではありません)
・シーズン6(4年前期)シューカツしながらスキルを磨くレッスン
・シーズン7(4年後期)ゼミ論2・卒業制作など作品づくり(単位としての「演習4卒業論文」ではありません)
すべて合わせて10単位(2+4+4)。合宿などはゼミ生に任せます。2年次は土曜3時限目。作品制作は手間がかかるので、その前後の時間もあけておくこと。ゼミの時間に作業をするのではなく、作業のプロダクトをゼミに持ち寄るというスタイルで行きたい。本を読む場合も、あらかじめ全員が読んできてディスカッションするスタイルです。この程度のことができないのであれば大手メディア系には行けません。付いてきて下さい。いったんゼミ生になった限りは卒業までめんどうみますから、多少のことで脱落しないで下さい。

(4) 演習Ⅳ以外で、論文などを課す場合の詳細(枚数や時期など)
 上記の作品の目安は、文章なら3000字程度。ゼミ論は1万字以上。ただし精度の高い論文形式を要求しません。カルチャー系雑誌の特集記事程度のレベルのものをたくさん書けるようにします。シューカツまでには,以下の本程度の作品をチームで書いていただきます。もちろん篤いサポートをします。
・増田明子『MUJI式:世界で愛されるマーケティング』日経BP社、2016年。
・新城カズマ『物語工学論:キャラクターのつくり方』角川ソフィア文庫、2012年。

(5) 先輩たちの主な就職先と傾向
就職先はいろいろです。
金融系:銀行(メガバンク・地銀)・証券(日興・大和)・農協・ゆうちょ
メディア系:新聞(地方紙)、テレビ(地方局)、印刷、広告代理店(メトロ・九州電通・ネット系)、雑誌編集(ファッション)、メーカー広報、制作プロダクション
教員:情報科教員、美術科教員
通信交通系:郵政、キャリア本社(ソフトバンク)
サービス系:ブライダル、不動産(東急リバブル)、ホテル、食品、スーパー、デパート、アパレル、メガネ、美容ファッション、イベント企画、料理教室(ABC)、カフェ
商社
IT系・ヴェンチャー系:SE
空系:航空自衛隊
海系:船乗り
その他:会社設立、プロカメラマン、結婚、大学院進学、他大学編入学
多彩でしょ。特別な指導をしているわけではありませんが、野村ゼミは経済学部らしさも突破しつつあります。
東京本社の新旧メディア系大企業への就職は相変わらず厳しいので、何の準備もなしに内定が取れることはまずありません。例年、記念に玉砕覚悟で受ける人が少なくないのですが、それでも心が折れるのでやめておいた方が賢明です。なので希望がある人は早めに決断して準備して下さい。かなりの勉強とトレーニングが必要です。野村ゼミではそれを意識して難易度の高いこと(どこの大学でもやっていないこと)をやります。

(6) 教員について(自己紹介等)
 選抜されたら私の本やネット活動は読むようにして下さい。ネットには毎日何か数本書いています。私を見るのではなく、私が見ているものを見て下さい。何ごとも経験なので、できればコメントしてみてください。
http://www.nomurakazuo.jp
http://www.socius.jp
http://www.facebook.com/nomurakazuo
http://www.facebook.com/sociorium
Twitter @nomurakazuo
LINE socius.nomura
Pinterest sociorium

(7) その他
・土曜日に大学に来る5つのメリット
 1 電車が空いていて通学が楽ちん。
 2 人が少なくてキャンパスに風が通ってさわやか。
 3 受講できる授業が少ないのでゼミに集中できる。しかもお昼どき!
 4 帰りに渋谷に出ると街がホリデー気分でウキウキする。
 5 教室や研究室で騒いでも怒られない。
・3年次・4年次ゼミの曜日はどうなるかわかりません。学部全体で調整されます。今年度は国内派遣研究で授業も校務もないので、そのかわり翌年度は(誰もやりたがらない)土曜日に設定される可能性が高いです。
・少なくとも第2次選考まで募集するつもりです。第2次選考合格発表時点に私まで連絡して下さい。メールはR707FF【あつとまあく】kokugakuin.ac.jp、LINEはsocius.nomura、Facebookはnomurakazuoです。まずグループを作りましょう。最初のゼミカフェには必ず出席して下さい。期間内試験直後の予定です。
・飲み会や合宿や見学会の企画はゼミ生に任せます。これらは、たまにでいいので、その分、オシャレなところにして下さい。
・学生との雑談・長話は重要だと考えています。なのでゼミカフェは研究室で頻繁にやっています。用事がなくても815研究室でお茶会しにきてください。1人で考えていても大したことは思いつきません。よい考えは対話の中でのみ生まれます。
課題
エントリーシート(資料室に提出)
1 表紙 氏名(よみがなも)と連絡先(すぐに対応できるアドレスかSNSアカウント)。
  野村ゼミ希望と明記。
2 自己紹介とこれまでの大学生活(盛る必要はありません)。
3 卒業までの自分の目標(盛ってもかまいません)。
4「これから自分が学ぶべきことは何か」について「私のリスタート」というタイトルで書いて下さい。
5 2年次は土曜3時限目です。その前後にも作業をすることがありますし、3年次も土曜日の可能性があります。また、夏休みと春休みにもゼミをやります。大丈夫ですか。事情があれば書いて下さい。原則的に特別扱いは認めませんが、事前相談は受け付けます(メールかSNSか815研究室へ)。
・A4であれば形式も文体も分量も自由。A4プリントの範囲内でセルフプロデュースしてください。手書きでも長くてもかまいません。私を主語にしてすべて自分の言葉(あるいは自分の撮影した写真)で書いて下さい。